[フィリピン] マリオットがフィリピン2番目となるホテルをクラーク・フリーポートにオープン

2018/10/25

[フィリピン] マリオットがフィリピン2番目となるホテルをクラーク・フリーポートにオープン


ホスピタリティセクターが、クラークに投入される投資に追いついてきています。最初の5つ星ホテルがクラーク・フリーポートゾーンにオープンしただけでなく、2018年9月には国際的なブランドがクラークにやってくるのは初めてなのです。

クラーク・マリオットホテルは、2018年9月14日、最初の宿泊客を迎え、レジャー客、法人客、そしてMeeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)(通称MICE)のための、新たな目的地となりました。

「当ホテルは、クラーク・フリーポート・ゾーン最新の5つ星ホテルで、エキサイティングに新しい客室、エキサイティングな設備、エキサイティングな会議コンセプト、他とは違ったレストラン、バー2件、と美しいウェルネスフロアを抱えています。私たちはお客様にエキサイティングなご提案ができるのです。」クラーク・マリオットホテルのジェネラルマネジャー、ゴーラン・ソルター氏はホテルのオープニングにレポーターのインタビューに答えました。

ソルター氏は、エリア初の5つ星ホテルとなるだけでなく、過去5~6年にオープンした4つ星ホテルもそんなに多くはないと言います。これによりマリオットがクラークの現在の成長に便乗することができます。

「クラークでは今、多くの開発が行われ、多くの投資が集まってきています。オーナーは、マリオットを初の国際ブランドとして投入するいい機会だとみたのです。このチャンスをしばらく我々は享受することができます。というのも、今後2、3年でオープンする新規のタブランドのホテルはないからです。」とソルター氏は語ります。

クラーク・マリオット・ホテルには客室260室(デラックスルーム、デラックスファミリールーム、エグゼクティブデラックスルーム、デラックススイート、エグゼクティブスイートとプレジデンシャルスイート)があります。

ホテルには5つのレストランとバーがあり、順にあげると、ゴジ・キッチン+バー(別でヌードルバーあり)、スモーキ・モト、アーバン・コーヒー、プールバー、ザ・ラウンジです。アメニティには、プール、フィットネスセンター、キッズクラブ、クアン・スパなどがあります。

MICE客を取り込むために、マリオットホテルには、グランド・ボールルームと呼ばれる、360名収容可能のボールルームもあります。ボールルームに近接して、20名から80名まで、キャパシティの異なる個別の会議室も用意されています。

16階建てのこのホテルは、クラーク一高い建物でもあり、急速に発展するビジネス街を見渡せるベストスポットです。

「クラークに住む方々に、ウェディング、誕生日などで利用したり、お茶をしたり、金曜日の夜の家族でのディナーなどで利用いただけたらと思っています。コミュニティとのつながりをもち、その一部となることが我々にとってとても重要なのです。」とマリオット・インターナショナルのフィリピンセールス&ディストリビューション部門シニア・ディレクター、ピーター・フォアマン氏はインタビューで答えました。

フォアマン氏はまた、マニラからクラークにドライブしに来て週末を過ごす人々も取り込みたい考えです。

「マニラからの人々は、ここで2泊していただき、ゴルフやローカルレストラン、マッサージ、ショッピングなどを楽しんでいただいたり、国内旅行を楽しんでいただけたりできると思います。ステイケーションビジネスは、我々がこれからフィリピンに売り込んでいきたい分野です。」とフォアマン氏は説明しています。

マリオットブランドをクラークのような成長中のエリアに据えることで、ブランドに親しみのある、海外からの客や法人客をさらに呼び込みたい考えです。マリオットは、100万以上の客室を抱える6,000超のホテルを保有する、世界でも最大級のホテルチェーンの一つです。これは、30ブランド超、122か国にわたっています。

これによりフィリピン人へのブランドの認知も高まります。これは、パサイシティのリゾーツワールド&カジノの、ニューポートマリオットに次ぐ、フィリピンにおける2番目のマリオットホテルとなります。

「国外に旅行するフィリピン人を取り込むだけでなく、シドニー、シンガポール、中国から来る人々にも、「ああ、ここにもマリオットがあるから、ここに泊まろう」と言っていただきたいのです。こういった信頼、ブランド認知度を浸透させていきたいのです。」とフォアマン氏は語っています。

クラーク・マリオットホテルは、ウィドゥス・インターナショナル・レジャー社による所有・運営で、同社はエリア内で近接するウィドゥス・ホテル・アンド・カジノも運営しています。

(出所:Business World Online)